商品撮影の個人さま写真教室をしました。
ご自身の刺繍作品をキレイに撮影したい、というご依頼にお応えし、商品撮影に特化したオリジナルレシピでの個人さま写真教室をしました。
とっても素敵な刺繍作品がいっぱい。
写真から刺繍を制作されるという驚きの技術は、なんと趣味が高じたのだとか。
わたしと同じ境遇に勝手に親近感が湧いて湧いて^^
刺繍作品のお写真を撮って、ポストカードにされたりと、意欲的に取り組んでいらっしゃるお姿に尊敬の念を覚えました。
お悩みは、撮り方と立体感と色の再現。
当写真教室では、経験にかかわらずデジタル一眼レフの基礎をまずお話します。
絞り、シャッタースピード、露出、ISO、などなどのカメラ用語の確認とその数字の変化と効果についてを必ず。
知っているつもりでも、ああそういうこと!というご意見、けっこうあるあるですのでね。
定義を知れば応用がしやすい、すなわち上達の近道というわけです。
あと、お話のやりとりでご依頼主さんの知識を知ることができるのも目的としています。
このあとの実践撮影の進め方を、その方に応じて考えてるんですよー^^ 実は。
作品集を作成する、という明確な目的のためのお講座でしたので、以前私の作成したワイヤーアートの作品集が大変お役に立ちました。
メインにプラスしてサブ画像を数枚。
メインはもちろん全体像、サブ画像には刺繍制作者の見せたい部分、こだわりの部分、などを盛り込むのがいいのです、とお伝えしました。
上記画像がサブ画像のサンプル。
これが載ってたら、メイン画像のどこなんだろ?ってもう一度見たくなりますよね。
ご依頼主さまには、商品撮影に適した私物のグッズを数点ご紹介し、実際に使っていただいて使い心地を確認いていただき、ご自宅でもちゃんと再現できるようにご提案しました。
撮影方法もいくつかご紹介し、いまあるカメラとレンズで可能な範囲で最も効果的な撮り方をご提案し、実際に撮っていただき、これまたご自宅で再現できる状態に。
色調整に関しても、私が通常の商品撮影で行っている作業と同じことをご提案&見て頂きました。
画像編集ソフトを使用したのですが、ここはちょっと難しいので心配しておりましたが、依頼主さんは大変パソコンもお得意で、メモを取りながらスイスイ覚えていかれるので、とっても頼もしかったです。
その日のうちにメールで、ピンポイントで刺繍作品の撮り方を教えていただいたことがとてもうれしかったこと、ためになったこと、すぐに試していらっしゃることを教えていただきました。
写真講師冥利に尽きるお言葉、本当にありがとうございました。
それにしても、なんて素敵な刺繍作品。
刺繍の見方が変わり、新しい世界観がまたひとつ増えた、素敵な一日でございました。
ご縁に感謝申し上げます。
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