どうして一眼レフ?タマツユ編
わたしの大好きなタマツユは、マクロレンズで撮っています。
カメラはデジタル一眼レフのビギナー機、キャノンEOS KISSです。
マクロレンズとは、撮りたいものに近づいて撮れるレンズです。
普通のレンズだと、少し離れないとピントが合わないんです。
ちなみに、被写体(撮りたいもの)に近づいて撮ることを『接写』といいます。
なので、マクロレンズは接写できるレンズ、
接写のことをマクロ撮影と表すこともあります。
スマホやコンパクトデジカメにもマクロ機能というのが付いてまして、
撮りたいものに近づけて撮ることができます。
ということは、スマホで撮れば一眼レフいらないじゃん、
ということになってしまいそうですが、
こちらのようにタマツユに写った風景を撮ろうと思ったら、
一眼レフ+マクロレンズじゃないと無理なのです。カメラはビギナー機でもOK^^
ただし、タマツユに写った風景をとらえる必要がない場合、
たとえば葉っぱになにか乗ってる程度の写真なら、
スマホで十分ですので、一眼レフは不要です。
ではなぜ違いがでるのでしょう?
スマホから一眼レフまで共通する点があるのですが、
それは、マクロ撮影をすると、ピントが合っているところが少なくなることです。
そしてピントが合わずボケているところが多くなります。
この状態を『被写界深度が浅い』というのですが、被写界深度のお話はまた別で詳しく^^
スマホやコンパクトデジカメでは、基本的にピント合わせはカメラがしてくれます。
タッチパネルでピピっとピントを合わせることができますが、
接写で大きくとらえたタマツユは立体的で奥行きがあるのです。
タマツユ表面の風景にピントを合わせてほしいと思っても、
スマホやコンパクトデジカメでは、そこまで撮影者の意図を伝えることができません。
なので一眼レフなのです。
マクロレンズで撮影するときは、ピントをどこに合わせるのかがとても重要です。
タマツユのようなピントが合わせにくいものは、
カメラまかせのオートフォーカスではなく、マニュアルフォーカスにして
手動でピントを合わせます。
タマツユに関しては、ピントのリングを1mm動かしただけで
雰囲気がまったくちがったものになります。
そして自分のいちばんキレイと思ったところで、はいパチリ なのです。
めんどうくさーい作業に思われますが、撮ったものを見れば病み付きです^^
そうそう、一眼レフでマクロレンズを使っても、オートフォーカスで
カメラにピントをゆだねていたら、スマホやコンパクトデジカメと同じものしか
撮れない場合がありますので、気を付けてください。
Myタマツユはピントを合わせた後、ピクチャースタイルやホワイトバランス、
絞り、露出といろいろ変えて楽しんでいるわけなのですが、長くなりそうなのでおいおい。
わたしの日常でデジタル一眼レフは、なくてはならない相棒です。
仕事の道具の時もありますが、心を平穏に保ってくれる精神的よりどころだと感じてます。
一眼レフをお持ちで 使っていないわぁ という方や、
一眼レフをご検討中の方がいらしたら、
すこしでもカメラを手に取る時間を増やしてほしいと思います。
こちらに、撮影が楽しくなるヒントを載せることで、そのお手伝いができますように。
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