モノクロ写真の魅力①
『モノクロ』はmonochrome(モノクローム)の略で、mono:一つの、chrome:色。単色で描かれた絵画や写真を指します。
一般的に白黒グレーですが、白セピアとか、白桃赤など白と単色の階調はモノクロと言るわけですね。
19世紀に世界初といわれる写真から、さまざまな投資家たち、技術者たちの努力により写真は進化しました。
ので、モノクロよりカラー、フィルムよりデジタルが優れていると意識されている方は多いでしょう。
けれども決して優劣があるわけではなく、私が愛してやまないモノクロ写真には素晴らしい魅力があることをご紹介したいと思います。
なんとなくモノクロっていいよねー、の具体的な理由を謎解きミステリー^^ その①です。
モノクロ写真には色がありません。
そのため、見る人が無意識に色を想像するのです。
いい写真のセオリー:長く目線を留まらせる、に通じることと思います。
さて!上の葉の色は何色でしょうか^^
色がないことによって、質感がでます。
カラー写真に質感がないわけではありません。
ですが色情報が強いため質感を感じにくくしているのです。
上の写真の葉の感触、置かれた地面のザラザラ感、いかがでしょう。
金属のハードな質感、いかがでしょう。
ねこちゃんの毛のふわふわ感、どうでしょう。
白と黒≒光と影、を利用してこんなふうに立体感のある写真。
モノクロのいいところ、質感をつぎつぎ見ていただきました。
が、欠点もあります。
色を見せたい写真:紅葉・桜並木などはニガテです。
というか、モノクロの意味がないですもんね。
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