ヒガンバナの撮影レポ*ひとつの被写体でいろいろなバリエーション編

ヒガンバナの季節になりました。

私の大好きなお花です。

先日の松川茶屋さんのすぐそば、松川べりにはヒガンバナがいっぱい。

以前から聞いておりましたが、はじめての出会い、キレイでした。


・彼岸花(ひがんばな)科。
・学名:Lycoris radiata /Lycoris : ヒガンバナ属/radiata :放射状の舌状花をもつ。
 Lycoris(リコリス)はギリシャ神話の海の女神「Lycoris」の名前からとったもの。
・開花時期は、 9/15 ~ 9/末頃。ちょうど秋のお彼岸のころに咲く。
・原産地中国。


大好きなこのお花のキレイさを伝えたいと思ったら、

何枚も何枚も撮ってしまうのです。


西日が射してきました。

逆光で撮ると、雰囲気が変わります。

↑ここでは、一本の雄しべにピントを合わせました。



お花を中心に、自分が回って背景の違うところで撮りました。

背景の色味が違うだけで、雰囲気も変わりますね。



日の当たっている花びらに明るさの基準を置いたら、こんな風に背景が暗くなりました。

また違った雰囲気になるね^^ おもしろーい♪



もっと花びらに寄ってみたら、花びらが透けてとってもキレイ。

これも好き♡



おひげみたいな雄しべの曲線も入れてみました。

ああ、これも好き♡


あらっ汗 だんだん暗いイメージになってしまったわ。

明るいを撮ろう。



背景に玉ボケが入っていい感じ^^

玉ボケの正体は、西日を浴びた木の葉です。

玉ボケするのは電球などの光源や木洩れ日だけではないのですね。

新たな発見をしました。



ところで!直射日光のお花は、あまり美しく撮れません。

明るければいいってもんじゃないのよね。

ヒガンバナは低いお花なので、自分の陰で覆います。

↑ これは半分だけ影にしたところ。無意味でごめんなさい^^;



完全に自分の陰で覆ったところ。

いちばんの違いは色だね。

わたしはこの色の方が好き♡


あ、こうしなさい、じゃなくて、これもありますってことです。

自分の好きなように撮りましょう。

ひとつの被写体で一枚だけで終わるなんてもったいないと、常日頃おもってますので、バリエーションに悩んでいる方への参考になればと思います。



ヒガンバナの別名に、地獄花というのがありまして、そんなイメージの写真はどんなだろう?と試した見たのが↓こちらです。



感じ方はひとそれぞれなので、これが正解ではないです、けど、こういうのも撮れますってことで^^

逆光で撮ると、ヒガンバナが真っ黒になってしまうので、露出をプラスに変えるのです。

レンズからの距離、光の強さによって数字は違ってくるので、メモリ二個ずつきざみで試してみました。

これはプラス1・2/3でした。



さらに背景を変えて、露出もいろいろ試して、これがいちばんお気に入りのショットでした。

ひとつの被写体で、こんなに楽しめるだなんて、私はとっても幸せもの。

こんな幸せを一人でも多くの人に、知ってほしいと思います。


だれかの何かのお役に立てたらうれしいです。




ヒガンバナ、↓ここで撮りました^^ 

おしゃれ写真かわ*撮&識

◆女性カメラマン 撮影&商品 ◆写真教室講師 (超基本から超応用まで網羅) ◆モノクロフィルム現像*暗室教室 写真は暮らしを豊かにします。

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