近すぎるとボケて撮れない*一眼レフで近づける距離はレンズに書いてあります。

一眼レフで写真を撮るとき、少し離れないとピントが合わないわーという経験はございませんか?

それはレンズによって、撮りたいものに近づける距離、

『最短撮影距離』があるからなのです。

ズームレンズ(回すと大きくなったり小さくなったりするレンズ)の場合は、上の矢印のところに書いてあるのです。

↑このレンズはキャノン55-250mmというレンズ。

このレンズでは1.1mが最短撮影距離、なので1.1mmより遠くのものを撮ることができるってことです。


1.1mmってけっこうですよね。

タマツユで実際に試してみるとこんな感じでした。



けっこうありますね^^;

けどちゃんと撮れましたよ、望遠レンズdeタマツユ。


マクロレンズのように、フード付けてたら近づきすぎて被写体に触っちゃう、という心配はないものの、トリミングの必要はありますね。



レンズに書いてある最低撮影距離は下記のB、

カメラの中の撮像素子(イメージセンサー)という、光を絵にする場所からの距離なので、レンズの長さは入ってないんです。



望遠レンズだと1.1mでしたが、はたしてマクロレンズだとどのくらいなのでしょう。

↑これはF2.8単焦点100mmマクロレンズ、単焦点(ズームレンズじゃないレンズ)の最短撮影距離は、レンズの窓の中に書いてあります。

この窓の中の一番小さな数字がそれ。

このレンズは0.31m、31cmということですね。



レンズの長さがわりとあるので、レンズから撮るものまでだと15cmくらい。

こういう感じです。

そして、撮った写真がこちら。



いいですねー^^ マクロdeタマツユ。



ちなみにF1.4単焦点50mmの最短撮影距離もご紹介。

45㎝でした。

なんでなんで?って思うかもしれないですが、

ほらほら、私も老眼だいぶだし^^; ま、レンズによって目の機能が違うってことよね。

以上!レンズによって近づける距離が違うというお話でした。


タマツユはとってもムーディーなお写真ですが、

その雰囲気を作ってるもっとも大きな要素がボケ感、被写界深度(ピントの合ってる奥行きの幅)です。

その被写界深度を左右する三つの要素に、最短撮影距離も入ってるのです。

あと、望遠と絞り値。


この三つの要素が多ければ多いほど、被写界深度は浅くなる、というわけなのですが、

マクロレンズは三つコンプリートしてるので、ボケ感ナンバーワンレンズ。


マクロレンズを持ってる方は、この被写界深度の浅さで、ともに遊びましょうぞよ^^


おしゃれ写真かわ*撮&識

◆女性カメラマン 撮影&商品 ◆写真教室講師 (超基本から超応用まで網羅) ◆モノクロフィルム現像*暗室教室 写真は暮らしを豊かにします。

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