スポーツ撮影のポイント
スポーツ撮影は大好きです。
暑いのも忘れるくらい没頭し、あとからの頭痛やら胸焼けやら、軽い熱中症には注意しなくてはです。
さてさて、先日ご依頼がありまして陸上競技を撮影してまいりましたので、
屋外スポーツのポイントというか、私が心がけていることを書きまあす。
カメラ設定はどうするのか?というのが大事に思うかもしれませんが、私の場合、最良の瞬間にシャッターが押せるか!がいちばん大切です。
最初からそのタイミングがつかめていたわけではありません。
何回も何回も経験して、このスポーツにはこのタイミングというのが体に、というか指に宿り、いまに至るわけでございます。
スポーツ撮影のときって、自然に指がシャッター押してるって感覚ですね。
納得するものがちゃんと撮れるには経験が多ければ多いほどいい、なのでお子さまがスポーツをしてるお父さまお母さまには、試合のたびに撮るようにしてほしいです。
けっこうすぐに撮れるようになりますよ^^
シャッターを押すタイミングが完璧でも、ピントが合ってないと話にならないですね。
では、カメラの設定のお話を。
今回の陸上競技場での撮影をするときに使用したもの。
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 7D Mark IIボディ EOS7DMK2
Canon 望遠ズームレンズ EF70-200mm F2.8L USM フルサイズ対応
Canon エクステンダー EF2X 2型 EF2X2
SLIK 三脚
一度に三競技撮らなくてはならない場合もあったので、見渡せる場所から撮るための望遠重視の装備でした。
これだと35mm換算で焦点距離224mm~640mmまでカバー、なんとかなりました^^;
あ、ちなみに一競技をスタンド内の近くで撮る場合は、キットレンズでも大丈夫ですし、カメラもビギナー機で十分ですのでご安心を。
わたしの設定は、
Av(絞り優先モード)でピントが合うか心配な距離だったので、絞り8.0~11.0、シャッタースピードは1/1000秒~1/2000秒になるように、ISOを決めました。
ピントの合わせ方は『Al SERVO』追従というやつですね。
シャッターを半押しにしてる間は、◇が動いてもずっとピントを合わせ続けてくれるやつ、スポーツはこれがないとね。
撮影当日はまあそれはそれはいいお天気だったので、大変撮りやすうございました。
ホワイトバランスはオート、RAW撮影だしあとで変更できますが、これがいちばんベターと感じてます。
ピクチャースタイルは風景、理由は自動的にシャープネスが↑になるためキリリと仕上がるから。
露出は±0、日差しが強すぎて白っぽく写る場合は、露出を少し下げると軽減される気がしますし、コントラストも上がり、キリリと仕上がる気がします。
撮りながらいろいろいじくって調整します。
というのが私のやり方。
まあこんなんなかなかできんよね。
で、提案、スポーツモードを使いましょう。
ダイヤルをくるくる回してAvでもなくPでもなく走るマークね。
これにすると、上記をカメラが考えて勝手にやってくれます。
なんだー、じゃあ簡単じゃん、と思うでしょ。
でもね、あれ?なんかキレイに撮れんくなってきた、というとき、調整できないのがスポーツモードをはじめ、オートモードの難点。
必ず撮らなくてはいけない、という場合は、やっぱり調整してキレイな写真を撮り続けられる知識と経験がいるなーと思った、陸上撮影でございました。
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